探偵ごっこ

ジムの会員さんで非常に良い人がいます。
Tさんと言います
（仮名）

まあ良い人だけではなく面白い方です。
その人は自分の練習の内容や今後の大会への
抱負などを熱く語ってきます。

そして僕たちにも調子はどうですかと聞くのですが
話すと「あっそうですか！」と非常にそっけないのです(#/__)/ドテ。
こちらから話をしても大概の事柄は「あっそうですか」で
終わります。

しかし、文面で書くと何だか良い人には見えないのですが
常に周りへの気配りや優しさを見せてる人です。

そんなTさんとのエピソードです。

そのときジムの友人数名と夜遅くまでファミレスで食事をしていました。

たまたまそのTさんの家の近くで食事をしていたのですが
友人の一人がTさんちはここから近いらしいよと言ったのを皮切りに家探ししようかと言い出し、実際に電話BOXのタウンページで
住所調べて深夜にTさん宅の前まで行ってしまったのです。
（僕たちはこの時探偵の気分でした(#/__)/ドテ）

車を近くの空き地に止めてTさん宅を探し始めました。
すんなりとTさんの家は見つかりました。
おお、「俺たち天才うんうん」など口々に頷きながら帰ろうとすると
なんと！！Tさんが僕らが帰ろうとする方向から
コンビニの袋をぶら下げ自宅に来てるじゃありませんか！。

姿を確認した僕らは脱兎のごとく路地まで走り近くの闇に身を潜めました。
Tさんはこちらを少し伺い自宅に戻りました。

僕らはいたずらで自宅まで押しかけてしまったのですが、ばれたかなぁ、
流石にこの時間にこんな事をしてはいけないだろうと等反省をしていました。

で勇気を振り絞り、日を改めてジムでTさんに経緯を話しました。
所がTさんは少しも怒りもせず、どうせなら寄ってくだされば良かったのに、
ワインや食事ならいつでも出しますよと言ってくれたのです。
ああ、この人は大人だって心から僕は思いました(#/__)/ドテ。

普通なら滅茶苦茶怒るよなあ。
Tさんどうもすみません(;^_^A アセアセ。